残念だったな。   そいつは残像だ。
   

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名牝の名前
2013年03月30日(土) 00:53

ヴィジョンは体が弱かった。

幼少期の長期の休みは主に、両親の実家がある田舎で過ごす事が多かった。

仕事で忙しい両親は東京に残り、ヴィジョンは田舎で沢山の親戚に囲まれて育った。


春、夏、冬と、長期の休みにだけ東京からやってくるヴィジョン少年。


日中は近所に友達などおらず、一日中ありの巣を眺めすごす事もあった。



「今日はせみを沢山捕まえるぞー」と張り切って、山で迷子になる事もあった。


近所の大人たちに無事保護されたヴィジョン少年の虫かごには。ざっと50を超える数のセミが入っていた事も。


そんなヴィジョン少年の衣食住の面倒をみてくれていたのは父の母や母の母、


つまり祖母達であった。


今日はその、祖母の話をしたかった。





祖母(以下ばんちゃん)が亡くなったのだ。




亡くなる前日まで畑仕事をしていたそうだ。




早くにじッちゃんを亡くし、女手一つで7人の子供たちを育てたばんちゃん。



オレじゃ到底乗り越えられないような、そんな窮地を乗り越えてきたのであろう、ばんちゃんの腰はくの字に曲がっていた。


山で迷子になろうが、火遊びでうっかり川原を焼け野原にしようが、いつもいつもニコニコ慰めてくれたばんちゃん。


大きな病気もすることなく、最後までニコニコ。





いつかこんな日が来るとはわかってはいた。逝年96歳。





が、あと4年、100歳なんて、もしかしたらすんなり超えていくんじゃないかとも思っていた。



子供7人、孫29人、ひ孫21人。


沢山の家族に囲まれて、ばんちゃんは灰になった。



ばんちゃんには和尚さんのつけた高尚な名前が送られた。



でもな、そんなありがたい名前なんていらないから、もう一度ばんちゃんにあいたい。




焼き場で最後のお別れを済ました。

葬儀で高貴な名前を頂いて、新たな旅に送り出した。

しきたりやら何やらで悲しむ暇も無く、慌しく過ごしてきたが、

落ち着いた今、やっと実感が沸いて来た。



ばんちゃんはもういない。




無理なのはわかっているが、どうしようもない気持ちをどこかにぶつけたかったのでここに書き散らした。


ばんちゃんにあいたい。ばんちゃんにあいたい。ばんちゃんにあいたい。

畑仕事なんてしなくていいから、ゆっくりのんびり、コタツに座ってお茶すすっててよ。

川原に火つけたりしないから、迷子になったりしないから、ご近所に怒られるようなことはもうしないから、たまに田舎に帰ったときは、ようきたね って
でむかえてほしいよ。

照子ばんちゃん。

名前の通り、沢山の人の人生を照らしてくれてありがと!

直接ありがとって言いたかったよ。


これまでこんな悲しい気持ちは味わった事が無い。

こんな思いはもうしたくない。

でも、いずれまたこんな気持ちを味わう日は遅かれ早かれやってくるんだろう。

数を重ねるうちに慣れるものなのだろうか。

その都度新しい名前を頂いて、旅に出たという事にしてこの悲しみをごまかそう。

そういうことなのかな。

立ち直るまで少し時間がかかりそうだ。
新年の挨拶
2013年01月02日(水) 01:06
あけましておめでとうございます。


ヴィジョンズ・ベルウッドです。



昨年は沢山の閲覧、コメントありがとうございました。

おかげさまで気持ちの折れることなく、4周年だか、5周年だか、その辺の年数を迎える事となりました。

ただ、勘違いしないでほしい。





+収支で終われたのは私の実力です。





わかっています皆が私を見る懐疑的な目

虚言癖のある怪しい奴とのレッテル

お金などいただきません でも 私を信じれる事が

唯一必要になる条件

私こそ過去と未来が見える この運命を少し呪う男




↑ わかる人にはわかる、まさに私のための歌




でも、今年度の目標は控えめに

回収率130%です。



2012年度成績


購入レース 162R
的中レース  22R

購入額  104900円
払戻額  117560円

収支   +12660円

回収率   112%


本年も 馬鹿競馬ブログ をよろしくお願いします。


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クソ種牡馬
2012年11月20日(火) 21:27
以前に書いた運動会ステークスで好走した ウチノマナムスメの話です。




うちの長女(牝11)はスプリンターでな、この間の運動会ではリレーの選手に選ばれたんだ。



過去にも紅白リレーという名の重賞に挑戦した経験を持つ長女(牝11)。


一方種牡馬の俺は過去に運動会で目立った事など一度も無い。


未勝利のまま現役を終えたクソ種牡馬だ。




そんなクソ種牡馬から生まれた子が2度も重賞に挑戦できるようになるとは思ってもいなかった。



リレーの前には、学年ごとに走る80メートルステークスがある。



体育の時間に測定した80メートル走のタイムによって対戦相手を決められ、6人ごと、牡牝別で13レースづつ行われる。

長女(牝11)はリレーの選手に選ばれるだけあって、5学年牝の13レース(メイン)に出走した。

リレーの選手といえども、さすがにそのクラスになると皆似たり寄ったりのタイムで、授業で走るたびに順位が入れ替わっていたという。


全馬そろった綺麗なスタートで、最初で最後の第1コーナーを回りラストの直線、写真判定になるほどのわずかな差ではあったが、長女(牝11)は5着に敗れた。





肩を落として帰ってきた長女(牝11)に俺は一言励ましの言葉をかけた。





その後のリレーではわずかなリードを守りきり長女(牝11)のチームは勝利を収めた。






昨日長女(牝11)から運動会について書いた作文が入選して文集に載る事になったとの報告を受けた。


その内容を知ってクソ種牡馬な俺は、長女(牝11)が生まれてから、調教師として歩んできた道のりを振り返り涙がこみ上げた。









80メートル走は5位になってがっかりしました。でもそのあとパパが言いました。

「自分より遅い相手に余裕で勝つのと、自分より早い相手にギリギリ負けるのと、どっちが嬉しい?悔しい?楽しい?

前に負けた相手に勝った時の方が。もっともっと嬉しいだろ?

リレーで勝ってこい」


80メートル走では負けたけど、リレーでは自分より早い人と走るのが楽しく感じました。




ウチノマナムスメ(牝11)の作文より




この作文に先生からのコメントも書いてあった。




叱らず慰めず、勝負事を楽しむという姿勢に関心しました。
家族の仲のよさが感じ取れます。家での教えがしっかり伝わっているようで嬉しく思います。


との事だった。



いいぞ先生!俺をもっと誉めろ。伸びるぞ!


クソ種牡馬は調教師としてよりいっそう伸びるぞ。



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新年一発目
2012年01月22日(日) 00:17
馬鹿競馬を御覧の皆様、あけましておめでとうございます。




早いもので今年も残り11ヶ月とちょっとです。




今から言うのは全部嘘なんですけど、



実は、年末ジャンボに当選して、億には届かなかったものの小金を手に入れたので、世界中を旅して来ました。


旅先で体調を崩し、搬送された先で美人の女医と知り合い、


ユニットを組み、


全米デビューを狙っていましたが、音楽の方向性の不一致で解散し、


つい先ほど日本に戻ってきました。



そんなこんなで今年最初の記事がこんなに遅くなってしまいました。



明日の出馬表は見ていませんが、初夢で

1-7-9


という番号を背負った馬が好走していたので、そこを狙おうと思います。




本年もよろしくお願いします。


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優しい植木屋さん
2011年12月12日(月) 00:14
過去にも何度か書いているので知っている人も居ると思うが、

未来を見る男 ヴィジョンズ
の仕事は植木屋さんだ。



まじめに頑張ってきたかいもあって、最近は仕事が無い土日は、福井から来た名のある

師匠の元で、高額な日当を貰いながら修行させてもらっている。




職人と聞くと「低学歴」「ヤンキー」みたいなイメージを持つ人も

多いと思うが、植木屋さんに関しては一概にそうとも言えない。





植物を扱うだけあって優しいまじめな人も多いのだ。俺みたいにな。


優しくてまじめでかっこいい人も多いのだ。俺みたいにな。
大事な事なので2回言いました。



だが、ついこの間手伝いに行った造園会社の親方はどう見てもヤンキー上がりだった。

パンチパーマにサングラス。セカンドバックを小脇に抱え、時代錯誤の金ネックレス。


現場にスーツを着てやってきたヤンキー親方の第一声は




「おぁおうっ!」



だった。


多分「おはよう!」って元気に言ったんだと思う。


立ち上がり「おぁやーっす!」と返すS君は、植木屋さん暦3ヶ月の新人さんだった。



その日の仕事は花の植え替え。


公園の花壇の花を綺麗植え替えしましょう
 といった内容の仕事だった。


ひたすら花を植える俺、花を運ぶ新人S君、それを見守るヤンキー親方。


休憩時間にはひたすらヤンキー親方の武勇伝を聞かされた。

茨城では一人で族をつぶしたとか、中2から煙草吸い始めたとか。





ほんtttttっとにどうでもいい。


休憩時間がひたすら苦痛だった。




そんなヤンキー親方の優しい一面を見たのは3時の休憩に入る直前だった。




新人君は俺の花を植えるペースについて行こうと、必死で花を運んでいた。

さすがに疲れてきたのか、午後から新人君は何度か「これから植える花」を踏んでしまうことが多くなった。


比較的強い種なので踏んだくらいで枯れる事は無いが、花に土がついてどうしても見栄えが悪くなってしまう。


その都度ヤンキー親方は 「おいS!気ウェつけろよ!」 と声を荒げていた。


最初のうちは 「あい!スウィヤセン」 と謝っていた新人君だったが


「この花のおかげで飯食えてんだぞ」

「商品なんだからもっと丁寧に扱え」




ヤンキー親方が何度か注意して行くうちに新人君がとうとう逆切れした。




「俺だって気ウォつけてやってんすょっ!」





その瞬間、それまで口頭だけの注意だったヤンキー親方が

肩を揺らしながら新人君に近づいて大きく振りかぶっての右ストレート。



「もういっぺんhすうおえjk!!!!!!」


もはや何を言ってるかわからない親方。




親方パンチを受け豪快に飛んだ新人君に詰め寄り、更に殴る蹴るの暴行。

奇声をあげながら大暴れする二人を背中に感じながら、俺はひたすら花を植えている。



背中越しに聞こえる怒鳴り声に耳を傾けつつ俺は順調に作業をこなしていた。

すると、耳を疑う言葉が親方の口から飛び出した。










「お花だって生きてんだよ!


踏まれたら痛いんだよ!


可愛そうでしょ!」









俺はこらえた。

必死で笑いをこらえた。イロモネアの観客張りに笑いをこらえて花を植えた。



その言葉に胸を打たれたのか、新人君もおとなしくなった。




「ヴィジョンズさん悪いね!みっともないとこ見せちまったね!」





新人君に殴り返されたのか、一人で族をつぶすほどの男の前歯は欠けていた。



公園で暴れたせいで通報されたらしく、ココで警察官登場。



新人君、ヤンキー親方はそれぞれパトカーで事情聴取。

花を植えながら俺は事の始まりを全て警察官に打ち明ける。



説明しながら再び笑いがこみ上げてきた。





「お花だって生きてるんだよ!

可愛そうでしょ!」




どんなに外見だけ粋がって見せたところで、やっぱり植木屋さんは優しいなと思った。







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